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RV:あとで分かったことですが、ノーマンは私の継父の行ったアイオワの同じ大学出だったんです。 私がいつも覚えていることは彼とサム二人はいつも後の影の方から、私たちがリハーサルや本番 のシーンをやるのを見ていたことだね。だけど、何か特にシーンについて打ち合わせるとか指示を だすことはなかっよ、セットに長い間いたのかもしれないけど、私は気づかなかったし、 二人はにっこりと笑って挨拶するだけだったよ。二人ともとても背の高い人たちだったけどね。 ともかく後でずーと見ていたことだけだね、私が知っているのは。 |
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RV;ただ私はアンクルの前にノーマンの仕事をしたことがあるからね。 彼の「ルーテナント」というシリーズに出ていたのでね。 あとである時、「なぜ私をこの役に選んだのか」を尋ねたことがあるんだ。 この役に僕の役者としてやってきたことはあまり関係ないでしょうってね。 |
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RV:そしたら彼は「君は”ルーテナント”をやっているときに、”カット”と声がかかった後に、いつも 何か、皮肉やら面白いことを言っていて、それがソロにぴったり、すなわちジェームズ・ボンド だと僕には思えたんだ」と言ったんだ。それが、君を起用しようと思ったひとつの理由だよって。 ま、そういう話さ。 |
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DM:この背の高い二人の紳士はね、毎朝11時にやって来てね。ただ普通に撮影の日常をみているだけだったよ。 一つノーマンについて覚えているのは、彼はめったにセットに来なかったんだけれど。ある金曜日の夕方に ね、番組の撮影の最後の日なんだけど、まだ6ページ2〜3時間分残っていたんだ。ノーマンはみんなを ステージの真ん中に集めて、「7時12分すぎだけどね、こうこうこうだからね、だから君たちは最後まで やるよね。」そう言って、いなくなったんだ。それで僕たちはみんなで最後までやったんだよ。 彼は番組に対する絶対的な責任を持っていたね。 RM:そうだね。その通りだね。 |