劇場公開用第3作目 「地獄へ道づれ」

One Spy Too Many(1965)

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「0011ナポレオン・ソロ」シリーズは、スリルに富んだ、しかもユーモラスな内容と、弾んだスピーディーな事件展開などから、映画にテレビに、今や世界的な人気を呼んでいるが、この「地獄へ道づれ」は「罠を張れ」「消された顔」につぐ三本目の作品である。
 ここでは、新しい毒ガスの発明を強奪した、世界制服の野望に燃える狂気の地下組織と、世界各国民の幸福を害する国際的な犯罪や脅迫行為に挑戦する秘密機関UNCLEとの死闘が描かれ、例によって、アンクルのNO.1捜査員ナポレン・ソロと、彼のよき相棒イリア・クリアキンが登場するが、今度は前二作にくらべてイリアの活躍が目立ち、この捜査チームの取り合わせの面白さが、いよいよ軌道に乗ってきた感がある。
 脚本はディーン・ハーグローブのオリジナルで監督にはテレビ畑のジョセフ・サージェントが起用された。撮影監督は「消された顔」「裏切り部隊」などのフレッド・コーネカンプ、音楽は「別れ道」「怪人カリガリ博士」などのジェラルド・フリードが担当した。テーマ曲は「モリツリ」「脱走特急」のジェリー・ゴールドスミスである。
 主な出演者は、ナポレオン・ソロを演ずるロバート・ボーン、イリアに扮するデビッド・マッカラム、彼らのボスになるレオ・G・キャロルら、三人のレギュラーメンバーをめぐって、「シンシナティ・キッド」「渇いた太陽」などのリップ・トーン、「ちょっとご主人貸して」「おかしな、おかしな、おかしな世界」などのドロシー・ロバイン、「キッスン・カズン」「ヤング・ヤング・パレード」などのイボンウヌ・クレイグ、「暗黒の銃弾」「栄光への脱出」などのデビッド・オパトシュ、「偉大な生涯の物語」のデビッド・シェイナー、「消された顔」のドンナ・ミッシェル、「暗黒街の野獣」のロバート・カーンズらが活躍する。
 1965年度アリーナ・プロ作品で同社のデビッド・ビクターが制作を担当した。メトロカラー色彩・メトロスコープ。(11巻=1時間43分)

✩✩このパンフレットの解説より✩✩