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ロバート・ヴォーン
劇的に役割を変え、有名なTV・映画スターが鮮明にかつ鋭く、反アメリカ活動委員会が、1938年から1958年までのエンタテイメント産業に対して行った捜査活動を詳細を描き出した。 |
eigomama コメント
裏表紙に書かれている解説と書評を訳して見ました。
この膨大な作業をもとに書かれた論文を訳すことは到底無理なことと思いますが、
解説を読むだけでも、一学者としてのVaughnの考え、ポジションが多少理解できると思います。自由の国と思われている、いた国家であるからこそ、この時代の不条理な行為を解明することが、正しい民主主義を築き、守ること,それゆえに、暗闇に葬り去られていたこのくらい過去に着目したのでしょうか。また、ここに書いてあるように、彼は100人の被害者と思われる人達にアンケートを送り協力を求めています。そこには、自分は俳優であり、ご存知かもしれない、けれども自分の別の一面として、この研究をしているので、是非協力をお願いしたいと、書き添えています。同じショウビジネスに身を置く彼が研究するからこそ、暗い過去を思い出したくない人達も、心を開き、協力してくれたのではないかと、推測します。この分野の研究・調査が彼の物しか存在しないことが、それを証明していると思うのですが。
人気に左右される俳優という職業をもちながら、このように一貫して主義を貫くという姿勢は、やっぱりRVは私のヒーローです。実生活でもやっぱり、エンフォースメントエージエントです。