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レオ・G・キャロルと一緒に仕事をしてどうでしたか
もちろん、映画やテレビの彼のことは知っていました。
確か本にも書いたとおもうのですが、彼が本当に番組の品格でした。他の二人の若い俳優はそのように振る舞おうとしていただけです。
彼が番組に出演したときは、実際には今の私より若かったんですけれど、
仕事をちゃんとできるか、セリフを忘れはしないかなどをとても心配していましたが、決してそういうことはありませんでした。。奥さんと家でに練習さらたのかどうかは知りませんが、彼は素晴らしいユーモアのセンスの持ち主でした。
彼の言った面白いことの全てを語ることは出来ませんが、いくつか紹介しましょうか。
たしかね、第一シーズンが終わって、第二シーズンが始まるときだったと思うんだけど、休暇は楽しかったですか?と尋ねたんだよ。
はじめは「そうだね。とても良い休暇だったよ。」と答えたんだけど
「いやいや、楽しくはなかったね。」と言うんだ。
「どうして?」と尋ねると
「私は妻がだんだん崩れていくのを見ていた。。。そして自分自身が崩れていくのを見ていた。。。基本的にそうやって休暇を過ごしていたよ。。。二人で互いに年をとって崩れていくのをみていたんだよ。。。」
(笑)
彼はこんな風にゆっくりと話してた。
もう一つの話はね、たしか彼は出演が決まる前に手術受けていたらしく、体に何かつけていたんだ。それで、ある時ね、立ち上がって歩き始めたんだよ、ディビッドが
「どちらにいかれるんですか?」と尋ねると、
「ちょっと用を足しにね」
「それは、遠いですから、車に乗って行った方がいいですよ」
「いやいや、いいんだよ」と、歩き続けるんだ、どんどんね。
私たちは、「車を用意しようよ!」とね、車の準備をしたんだ。そうしたら、振り向いて、
「いやいや、本当に車はいらないんだ、そこに着くまでに済んでしまうだろうから。。。」(笑)
そんな感じのユーモアのあるエピソードがたくさんあるよ。
彼は本当に番組の財産だったね。
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