もちろん、映画やテレビの彼のことは知っていました。 確か本にも書いたとおもうのですが、彼が本当に番組の品格でした。他の二人の若い俳優はそのように振る舞おうとしていただけです。 彼が番組に出演したときは、実際には今の私より若かったんですけれど、 仕事をちゃんとできるか、セリフを忘れはしないかなどをとても心配していましたが、決してそういうことはありませんでした。。奥さんと家でに練習さらたのかどうかは知りませんが、彼は素晴らしいユーモアのセンスの持ち主でした。 |
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彼の言った面白いことの全てを語ることは出来ませんが、いくつか紹介しましょうか。 たしかね、第一シーズンが終わって、第二シーズンが始まるときだったと思うんだけど、休暇は楽しかったですか?と尋ねたんだよ。 |
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はじめは「そうだね。とても良い休暇だったよ。」と答えたんだけど 「いやいや、楽しくはなかったね。」と言うんだ。 「どうして?」と尋ねると 「私は妻がだんだん崩れていくのを見ていた。。。そして自分自身が崩れていくのを見ていた。。。基本的にそうやって休暇を過ごしていたよ。。。二人で互いに年をとって崩れていくのをみていたんだよ。。。」 (笑) 彼はこんな風にゆっくりと話してた。 |
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もう一つの話はね、たしか彼は出演が決まる前に手術受けていたらしく、体に何かつけていたんだ。それで、ある時ね、立ち上がって歩き始めたんだよ、ディビッドが 「どちらにいかれるんですか?」と尋ねると、 「ちょっと用を足しにね」 「それは、遠いですから、車に乗って行った方がいいですよ」 「いやいや、いいんだよ」と、歩き続けるんだ、どんどんね。 私たちは、「車を用意しようよ!」とね、車の準備をしたんだ。そうしたら、振り向いて、 「いやいや、本当に車はいらないんだ、そこに着くまでに済んでしまうだろうから。。。」(笑) そんな感じのユーモアのあるエピソードがたくさんあるよ。 彼は本当に番組の財産だったね。 |