The Man from U.N.C.L.E. Book
The Behind-the Scenes story of a TV Classic by Jon Heitland

第16章 アンクルのスタンツ    

「アンクルから来た男」(0011ナポレオン・ソロ)ではアクションシーンはコマーシャルと同じくらい当然のことであった。
どのエピソードも数々のファイトシーン、他の肉体的な色んな種類のアクションと同様に、が含まれていた。制作会社は俳優たちに怪我をさせるリスクを負いたくなかったし、俳優たちも怪我することなくアクションをするように訓練されてはいなかった。当然プロのスタントマンたちがこれらのアクションを俳優たちの代わりにすることとなった。

 しかし、かなりの場面で主役たちは自分たちのアクションを自分でこなしていた。 「地獄へ道づれ」ではイリヤが農場のトラクターに追いかけられるが、トラクターによじ登りドライバーに飛びついて落ちる場面があった。マッカラムは彼自身でこの殆どの一連のアクションを行った、トラクターの上に何枚ものベッドマットレスを積み重ね、そこに着地した


 ジョン・ハケットは述べている、「ボブ・ヴォーンはいつも新しいことに挑戦する勇気が満々であった。彼は泳げなかったのだけれど、私が覚えているのは、ある時、脚本でサンタモニカ沖で海に飛び込むことを要求されたときのことだね。 彼は言われた通りに飛び込んで、彼が出来うる限りのことをしたんだ。溺れていないという印象を与えるようにして、演じ通したんだ。 彼は他のスポーツに置いては、優秀なスポーツマンだったのだけれど、ミネソタという、カリフォルニアの僕たちがするような海で泳ぐ経験のできないところの出身だったからね。 彼の立場になって考えてみないとね。冒険好きな役柄として、水に飛び込みたくないなどと言ったらとてもばつの悪いことになる。そして番組のために彼はそこに行き、出来る限りのことをした。 俳優として馬に乗れるかと尋ねられたら、はい、と答えて飛び乗り、その振りをするだろう。でも海で泳ぐということは、生命に関わることだよ。だから彼が俳優としてそこに行き、演じたと言うことは彼のさらなる勇気を示しているんだ。」と述べている。 
 ハケットはもう一つ別のときのことを述べている。「ヴォーンはオートバイに乗らなくてはならなかったんだけど、前に一度も乗った経験はなかったんだ。だけど、彼は運動神経の良いスポーツマンだったから、それに乗って、すぐに機械をコントロールして、乗って行ったんだよ。」
 しかし、別のある時はスターはそんなにラッキーではなかった。ヴォーンが思い出して言うには、「僕は船に乗っていて、飛び降りるところだった
んだ。そして僕が冷気のパイプだと思ってつかんだのは、なんと真っ赤に熱いパイプでね、火傷をしてしまった。」
 
そういうシーンのほとんどではしかしながら、スタンツダブルが使われた。ロバート・ヴォーンのスタンツダブルは大概リチャード・ギーリーであった。ディビッド・マッカラムのスタンツダブルを見つけるのは簡単ではなかった。彼のブロンドの髪、特徴的な髪型が。後からで彼のように見えるスタンツダブルを見つけるのを難しくさせた。マッカラムは「僕は肉体的な動きを沢山やったけど、生命に関わるようなことは僕自身ではやらなかった。とても簡単な理由でね、a、僕はそんな馬鹿ではない。b,彼らが僕たちにやらせなかった、つまり、ロバートや僕に何かあったらそれこそ愚かなことだからね。 僕のスタンツダブルが見つかった時、彼はサーカスの出演者だったんだけど、彼と僕とでスタンツをデザインしたんだ、僕がある程度のフレーム内で肉体的な動きをやり、その後彼が続けて完成させるというようにね。 僕が壁の後に周り、彼が反対側から飛び出すようにね。」と述べている。

 マッカラムのスタンツダブルになったサーカス演技者はフレッド・ウォーであった。ウォーは高校時代熱心な体操選手で、卒業後サーカスに入り、14年間ブランコ曲芸師として活躍していた。 彼は「アンクル」に雇われるまでサーカス映画で空中スタンツをやっていた。 彼は番組に3年以上残り、ファイト、カーチェイス、火、そし空中アクションシーンを行った。 彼は後に「スパイダーマン」シリーズでも活躍した。

<続く>