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RV:番組で一度だけ、ひどく怪我をしたことがあってね。 ディビッドもそうだけど、自分たちでほとんどのスタントを やったんだよ。あるとき、船から飛び移るときにパイプをつかんだら、真っ赤に熱くて、手がはがせなかった。 ものすごく痛くて僕はしばらく手を使えなかったんだ。 |
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RV:僕が覚えている中での一番はやはりジャック・パランスをゲストに迎えた時だね。 DM: そうだね、ジャック・パランスがいるだけでね、すごかったよね。 |
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RV:彼の存在そのものが僕たち二人に凄い影響があってね。 それで、彼の奥さんがちょうど僕のハムレットに出ていて、リハーサルの時に観客席で見ていたんんだよ 自分の奥さんが、僕のお母さん役でね、キスするのをね。ともかく、僕が一番印象に残っているのは彼だね。 |
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DM:ん、ともかく実際の出来事よりも、ゲストに迎えた人たちだね印象に残っているのは。 ジョージ・サンダース、エルサー・ランチェスター、ジョーン・クロフォード、 RV:そうだね、マーティン・ウォルソン、ジャネット・リーとかね。 |
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RV:そしてこの人たちはほとんど1年目とか2年目に出演しているはずなんだ。 その主な理由として僕が聞いたのは、子供たちが、番組をみて、お母さんとか、おばあちゃんとかジョーン・クロフォードとか誰でも、 ともかく「番組に出なきゃだめだよ、出て」ってせがまれたって。それで、彼らが出演したいと依頼してきたそうだよ。それが、 1年目の終わりとか2年目のはじめのことだと記憶しているよ。 |
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RV:ある時、セットも閉まっていて、ステージもライトが落ちているときでね、僕は自分の控え室で寝ていた時のことだけど。 僕は何処にも行く予定がなかったし、どういうわけかその控え室を彼らも次のセットに移動してなかったんだよね。 だからソファーで眠っていたんだ。 |
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RV:僕はその控え室に、「よほどの理由がない限り、ノックしないこと」というサインを貼っていたんだよね。でも、あまりに無礼だなと思って外したんだ。 だからその時は何もかかっていなかった。それで、突然ノックがしてね。 飛び起きて、「何方ですか?」って尋ねたら、「キャサリン・ヘップバーン」という声がして、「ケイティ、どうぞ」って応えると。 |
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RV:そうなんだよ。確かにキャサリン・ヘップバーンでね。3人の子供を僕のサインをもらいに連れてきたんだ。 有名な大女優がサインをもらいにセットを訪ねてくるという最もびっくりさせられた出来事だったね。 *ここまで下を向いていたDMがキャサリン・ヘップバーン、という名前を聞いて、突然RVの顔を見つめる様がおかしい(笑) |
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DM:僕もね、ネルソン・ロックフェラーとの素晴らしい写真があるよ。 RV:そうだね。(と言って、身体を寄せる仕草) |
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DM:彼の奥さん、と子供たち、そして僕は撮影所の裏でテニスかなんかをしていてね、 |
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DM:真っ白な服でみんな真っ白なんだよ。 とてもおかしい写真だよ。 |
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DM:他にも色んなすごい写真があるよね。 RV;そのころは誰に紹介されても、お互いにハッピーだったよ。 |