Law of PlainsmantーThe Dude (1959)


初期の出演作品中で私のベスト3にランクインするものです。(笑)
芸達者と言えばちょっと語弊があるかもしれませんが、この非常に個性的なテオドール・ルーズベルトを見事に演じ切っています。
ハーバード出のインテリが自分の信念を貫き、銃の力で街を支配しているならず者を、素手で倒し、街で選挙が出来るようにならず者を追い出し
街の人達に感謝され、かつ尊敬の念をもって見送られるというエピソードです。
典型的な東部のインテリをユーモラスに演じると同時に、当時のインテリたちの間で広まりつつあるアマチュアスポーツとしての格闘技に若さで
取り組んでいます。元気溌剌で清々しい!そして、東部のインテリなまり?語り口調がもうぴったりはまっていて聞きごたえがあります。

初期の頃は西部劇でもやはり少々屈折した若者を演じることが多かったので、これはきわめて珍しい。
そして、のちに歴代大統領、フランクリン・ルーズベルトやトルーマンを演じることになるのですが、この時期にすでにテオドール・ルーズベルトの
若かりしころを演じていた、というのも驚きです。
初期といっても、除隊後のかなり仕事をこなしているころの作品なので、演技に自信がみなぎっているように感じるのは私だけ?


馬なし、武器なしで歩く男

グッデイ!保安官

馬に乗りたまえ、代わるよ

歩き続けて到着

ならず者たちの洗礼

気のすむまでやりたまえ

街を牛耳る無法者

どんな脅しにも微動だにせず

諸君!聞いてくれたまえ

俺と勝負しろ!

もしかして、ハーバード出身?

こんなところで同窓生に会えるなんて

ハーバードのスポーツ服

倍は体重違うぞ

アマチュアスポーツ精神で

ボクシング

背負い投げ

眼つぶし?

止めの一発

指輪は返してもらうよ

水と酢をお持ちしました

選挙のときは頼むよ

それでは諸君

もうすでに大統領の魅力

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