DVDでは第2シーズンの最終話になっていますが、現在放送中のスーパードラマTVでは35話目でした。
コペンハーゲンのごみ集積所でごみの間にハリーの足が見えるというドキッとするシーンから始まります。
スカンジナビアでひそかに巨大な麻薬販売ルート準備中の組織をつぶすために売人を追跡してルート27の終点コペンハーゲンまでやってきた、ハリー。しかし、取引現場を見はっているところを見つかり売人とともに撃たれてしまった。売人は死亡、ハリーは気を失い倒れてしまったという設定。
売人が取引前に麻薬を隠したため、その場所を知っているであろう唯一の人物であるハリーが組織に狙われる。
病院で意識を取り戻したハリーはすぐにコンテッサに応援を頼み、二人で組織をおびき出し、見事解決するというストーリー。
デンマークの警部さんがやけにぶっきらぼうなのと、組織のボスが意外に浅はかで軽いのが気になるが(笑)、麻薬が若者の人生を台無しにする、それ故に、自分がおとりになっても麻薬を絶対組織に渡さないというハリーの決意の伝わってくるエピソード。
このエピで私が好きなセリフは、病院でハリーについた警官のことを”Is he there to keep me in or keep them
out?"と尋ねるセリフ。自分が守られているのか、拘束されているのかどちらの立場なのかを確認するウィットあるセリフなのだが、日本語では「当分は護衛つきの身」となっていたのがちょっと残念。
警部の”You don't wear a bullet-proof vest just go for a stroll"(ただ散歩するのに防弾チョッキは着ないだろう)にもクスッとしてました。
ハリーが入院したこの病院の看護婦さん、英語版ではとてもクールで怖いのです。電話をしたいというハリーに「まだそこまで回復してません!」とピシャリ!!(笑)でも日本語版はとても優しい甘い声の看護婦さんでした。(ホッ)