このプロテクターズ全編を通して、一番絶対絶命!と思わず息を呑んでしまったのが、このエピソードです。
主人公たちが亡くなってしまったらシリーズが続かない、と言うのを分かっていても、「これはもう危ない!」と思ってしまうほどの緊迫感を味わえるのがこのエピソードです。日本語版タイトルは、その名も「極悪非道!死の商人」となっているのです。
どうしてハリーがこの死の商人クィンと接触従ったのかは全くわからない(当然誰かから依頼されたのでしょうが)のですが、いきなり接触を従っているところからはじまります。そして、そのハリーをやたら心配してやってきたのが、コンテッサ、さらにその二人を心配してやって来るポール、と言う感じで、いつものチームプレイというよりは、それこそ極悪非道の死の商人に接触を試みるハリーをやたら二人が心配しているというところです。ハリーは無事接触出来、その正体を疑われているところに、コンテッサが捕らえられ、その処刑をハリーが命じられ、それをなんとか回避しようと試みているうちに、ハリーが逆に射殺されそうになり、見ている方は、コンテッサ同様に、万事休す!と思ってしまうこの緊迫感。これが実はとてもたまりません。
でも、本当に都合の良いことに、ポールが間に合うのです。なんという素晴らしいチームワーク!(笑)
ハリー、コンテッサの二人が阿吽の呼吸で互いをとても思いやっているのが良くわかります。そして、コンテッサの取り乱しようが一番尋常ではないのも、このエピでしょうか。(日本語版ではちゃんと背景の説明が入っているので、分かり易いです)