西村京太郎の小説「D機関情報」を映画化した日本・スイスの合作。東宝東和創立60周年記念映画。1988年公開。
Vaughn演じる「D」はアレン・ウェルシュ・ダラスという実在の人物がモチーフ。実際にジュネーブにて行われていた和平工作がベースになったようだ。
このときダラスはOSS(戦略事務局、CIAの前身)のヨーロッパ本部の責任者であった。彼と日本陸軍海軍藤本中佐との間で実際に和平工作を進めていたのだが、ダラスが映画にもあるように本当の身分を明かさずにいたため、日本政府側も信用せずに、藤本の電報を握り潰していたようだ。藤本が打った電報は実に35本以上であったとのこと。(ウィキペディアより)
映画の内容は消化不良で、その気持ちをどこへ持っていったら良いのか、どう受け止めたら良いのか。。。
結局和平工作は間に合わず、関わった人たちの労苦は報われず、日本は敗戦国となりました。その後の復興は確かに目覚ましいものがあるのですが、今も昔も正義感も決断力も、実行力もある政治家が日本にはいないのか?本質は変わっていないのではないか、と考えてしまう作品でした。
この映画での私の収穫は襟足がカールするまで伸びている長髪姿です。マフラーを無造作に巻いているのも格好いい。(何を見てる?)その他はあまり見るべきものはなかったような。。。
それにしても水が苦手なVaughnさんやたら水と絡みますね。筏ひっくり返らないようにしてくれてるのですよね。
Another way (D機関情報):1988 Thanks to azusa
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