西部の流れ者(デスペラード)を主人公にしたTVムービーです。出演はアレックス・マッカーサー、デビッド・ワナー、ヤフェット・コットーなど。ヴォーンさんはスペシャルゲストスターとして保安官役で出演。さらにパーネル・ロバーツが
特別出演と、豪華なTVウェスタンムービーです。映像と音楽が綺麗、とくにアリゾナのいかにもウエスタンという風景が音楽とマッチして印象的です。
 デュバル役の主演のアレックス・マッカーサーも当時一躍注目を集めた人のようです、私は新鮮味があって、結構気に入りました(笑)ヤフェット・コットーは「007死ぬのは奴らだ」でミスタービッグを演じた人ですね。そして町を牛耳る会社の責任者役のデビッド・ワナーのイギリス英語も心地よく、ヴォーンさん出演以外にも私にとってのポイントの高い映画です(笑)
 ヴォーンさんは本来は優秀な保安官だったのですが、町が会社に牛耳られ徐々に力を失っていき、今は仕方がなく殆ど目をつぶっている、でも法を守るという責任感が、スキあらば、本来の法の力で町を守りたいという意思が垣間見える。そんな難しい人物を演じています。こういう影のある人物を演じると最高ですね。最後にデユアルの牢破りに現実味をもたせるために、殺されてしまうのですけどね。
 そして、その彼の友人でもあった連邦保安官役でパーネル・ロバーツが登場します。やはり、TV西部劇で彼が登場すると引き締まりますね。ヴォーン、ロバーツ2大スターの特別出演で、なかなか見ごたえのある作品となっていると思います。これは4作作られていますが、ヴォーンさんは当然これ一回のみでした。
Desperado(1987):Thanks to azusa
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