、ジェシカおばさんの事件簿という人気シリーズに初登場です。このシリーズは1984年から96年までなんと12シーズンも続いた超人気シリーズなのですが、ヴォーンさんはその間3度登場しています。これは2シーズン目の第11話です。1980年代のヴォーンさんは、TVでも映画でも、お金持ちで、権力者でヒステリック、お金と力で物を言う典型的な嫌な奴が定番でした(笑)。彼の持ち味の知性、そして皮肉やで頑固、傲慢、凄みは、ストーリーにスパイスを利かせるのに欠かせない役柄だったのでしょう。案の定この作品も期待通り、お金儲けに夢中になるあまり、そして、全てはお金で買える、思考の基準はお金である傲慢な人物、遺跡発掘調査ーのオーガナイザー、ギデオン・アームストロングを演じています。そして奥さんもお金でつなぎとめていただけだったので、実はその奥さんの背信に気が付かず、奥さんが事件を起こしてしまう、という悲しい結末です。本当に顔を引っぱたいてやりたくなる奴を演じたら右に出る人はいないです(笑) 内容は、ジェシカがセスに誘われてニューメキシコのインディアンの遺跡発掘調査に参加しにやってきたところ、ある夜に調査隊の一員が崖から転落して事故死する事件が起きるのです。アームストロングは警察に通報するのを拒否するので、てっきり彼が犯人かとおもわせるのですが、実は奥さんであったという意外な展開でした。 これを見て驚いたのが、実は奥さん役に、なんと往年の青春スター、コニー・スティーブンスが出演していました。お二人は若かりし頃デート中のツーショットがありますが、これはあくまでも、売り出しのための企画デートであったと言われています(笑)。それにしても相変わらずの美貌に、うっとりでした。 |