Vaughnさんのお髭顔に惹かれて購入したDVDです。正直に言って、お髭の顔だけを見ていた方が良い作品です(笑)
ホラーでもないのに、なんとも悍ましい感じが残ります。
 カバーにウィリー・ネルソンが大きく映っていたので、「おや?珍しい顔合わせ」と思ったのも、購入のポイントでしたが、彼はやはり、歌の世界で輝いている人です。演技は全くもっていただけませんでした。
 ストーリーは南北戦争後のテキサス、ブランブルズという町、まだ互いの憎しみが渦巻いている町で、町長モーゼス(ロバート・ヴォーン)が鉄道を通すために、孤児たちが所有している土地と水の権利を奪うために実力行使に出た為に、互いに抗争が始まるというお話。その間に立つのが弁護士モーリス(ウィリー・ネルソン)、でも彼は何の役にも立ちません。孤児たちを見守る、ミステリアスな幽霊、南北戦争でなくなった兵士なのか、あるいは囚われている兵士なのか、彼らも加わり、誠に不可解な戦いです。なんだか、町長一人が亡霊に取りつかれて戦っているように見えました。ヴォーンさんの演技がなかったら、全くしまりのない映画です。これだったら、一人芝居にしてしまった方がよかったかも。。。
 ヴォーンさんのお髭には満足、としておきましょう。西部劇、髭面、であれば、TV版「荒野の7人」の判事役が断然格好いいです!
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Dust To Dust(1994)