ナポレオン・ソロになる前、200以上ものゲスト出演をしていたころの作品。ハワイの雑誌記者たちを中心にしたストーリーで。ヴォーンさんはこのシリーズに2度出演しています。1作目のこの作品は,このシリーズそのものの1作目でもありました。 当時演じていた典型的な悪役、自分の利益のためには殺人を犯すことも辞さない、青年実業家を演じています。
 ソロ以前の作品で恐ろしい、憎らしい役はたくさんあるのですが、画面から恐ろしさがあふれでてくるのは、「スコットマシーン」が一番で、これが2番目でしょうかね。本当に冷徹な奴をやらせると、とことん恐ろしいです。(笑)

  ストーリーは有名なオペラ歌手のハワイに居る娘が亡くなり、夫に殺されたのではないかと疑いをもち、復習のために行動をとるところから始まる。ファンの雑誌記者に止められるが、何らかの方法で彼の悪事を暴かなくては娘に報えないとの気持ちを察した記者と調査を始める。結局追い詰められた夫が事件の発覚を恐れまた別の殺人を犯してしまい、その罪を暴くことで復讐を果たし、また舞台に戻ることが出来るというお話。当然この娘の夫役をヴォーンさんが演じている。最後に刑事にくってかかるところの迫力を見ると、正に適任という感じです。  
  さて、このシリーズのもう一つの作品ですが、これがまた全く別のとてもお気楽キャラを演じています。
このお気楽さはのちのソロに通じるところが沢山ありますので、そちらも必見です。
Follow the Sun(1961):A rage of justice
Home
Back

The Far Side of Nowhere はこちらから

映像はこちらでダウンロード

Thanks to Raspberry world