MFUシリーズの5作目のこの映画はRVとDMの二人がともに口を揃えて、シリースの中で一番記憶に残っていると語っている作品。RVはジャック・パランスとの共演を一番にあげているが、そのくらいジャック・パランスの存在感が素晴らしい。
さらにDMがまるで少年のように言っているのだが、本往年のギャング映画のスターたちとの共演もあげられる。
このような有名なスター達が喜んで出演したくなるシリーズになったということの証でもある。
さて、この作品では、独身を謳歌しているソロが結婚をさせられそうになったり、イリヤがジャネット・リー演じるサディスティックなディクトンにトコトン虐められたり、お二人とも大変な目に会うのですが。往年のギャングのおじさまたちのユーモラスな活躍もあり、確かに楽しい作品です。課長の命令に背いてでも島に囚われたイリヤとピアを救出に向かおうとするソロに二人の強い絆をずる映画でもあります。
劇場公開用第5作目 「シカゴギャング対ナポレオン・ソロ」
The Spy in the Green Hat(1967)