中地下
１．仕立て屋「デル・フロリア」
２．受付ー試着室から
３．廊下
４．WC
５．秘書室
６．診察室（小）
７．備品庫
８．カフェテリア
９．セキュリティー
１０．受付ー駐車場ロッカーから
１１．エレベーター前、セキュリティー
１２．ロッカー
１３．保管庫
１４．交通課
１５．保守管理課
１６．緊急用階段
１７．立体駐車場（一般向け）
１８．レストラン「マスククラブ」

一階
１．エレベーター前、セキュリティー
２．廊下
３．定期刊行物
４．保安課
５．情報分析課
６．技術課
７．人事課
８．秘書課
９．診療所（ベッド有）
１０．印刷課
１１．管理課
１２．管理課２
１３．調査課
１４．法務課
１５．緊急用階段

　　　　アンクル本部　ニューヨーク　　　

アンクルニューヨーク本部は東４０番街の老朽化した褐色砂岩をはりめぐらしたビルが並んでいるようにに偽装されている。　南端は３階建ての白いビルから始まっていて、１階と２階は「マスククラブ」という、顧客もウェートレスも鼻まで覆うマスクをしている会員制レストランが入っている。３階は「アンクル」と書かれた看板のある、落ち着いた一続きの続く部屋になっている。これは実際のところ、慈善団体としての「アンクル」の入り口である。もし招かれたなら、あなたは部屋の奥のエレベーターから入ります。１階まで降りた後、エレベーターの後ろのドアが開き、アンクル本部の受付に到着します。この入り口は通常公式な訪問者かアンクル人員以外の人に使われます。
　北側のブロックの端はとても混雑する立体駐車場になっています。その下の階には男女用ローッカールームへ続くドアがあり、それぞれのブースの秘密のパネルはそのビルのサブレベルのまた別の受付へとつながっています。この入り口は組織の基本的な人員ー秘書、技術者たちによって使用されます。　駐車場も自動制御式マシンガン倉と警報システムからなる効果的な防衛システムを備えています。
　これらのビルに挟まれた茶色の壁の建物の間に仕立て屋デルフロリアがあります。　その店の唯一の試着室がもうひとつの受付へのドアなのです。仕立て屋がプレス機のスイッチを押すと、入ってきた「アンクル」諜報員が試着室の後の壁にあるフックを回し、本部区域に入るのです。この入口は諜報員たちに使用されています。店はさらに爆弾発見装置をも備えています。　受付で店内にある壊れたTVに隠されたカメラで店内をモニターできます。
　地下には、イーストリバーまでの水路がつながっていて、何艘かのキャビンクルーザーと６フィートクルーザーが１つ、極秘任務にいつでも使えるように用意されていて、ここにも別の受付があります。
　これら４つが、アンクル本部にて通常使用される入口です。　他にもいくつかあるのですが、一課の課長は別に特別な入口があり、デルフロリアちかくのアンティークショップから長い通路を通り、秘密のドアからオフィスに入ります。建物の裏側には、特別警備の入口があり、そこから、電気設備、暖房、空調などの設備機器を入れます。　屋根には、近隣の空港やさらに遠くへいくための、ヘリポートがあります。この一連のビルはすべてにTVカメラが埋め込まれ、さらにはアンクルの機能が置かれていない全くの空室もある程度あります。そして、実際のところそれら空室はアンクルを隠すために一般人にアパートとして組織が家主として貸しているのです。