ILove Robert Vaughn 記事より抜粋
昨日眠くなってしまって(笑)
Hustleに関する部分の続きです。
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Stipp:
私はその「その富にふさわしくない人達をペテンにかける」という価値観に魅せられているのですが
Vaughn:
第1シーズン撮影が始まって早々に私が学んだことの一つが、私は撮影が始まって3日目に来たのですが、こういう大金を騙し取られた人達、裕福な人たちについて読んで、こういう人たちはは困惑のあまり警察に通報しないのだと言うことを知ったのです。こういう人たちのほとんどはウィット(才覚?)で富をなしているので、さらに知恵のある人にひっかけられたいうことを人に知られたくないのです。
Stipp:
それが魅力だと思いますか?つまり法律の及ばないところで活動する、悪をただす、ような現代のロビンフッドみたいなところが。
Vaughn:
そうですね、実際、彼らが成功したときは最高級の暮らしをし、上手くいかない時は、なんとかしのぎながらくらすというんを過去のエピソードでやっていますね。あまりペテンが上手くいってなくて、劇的にひどい生活状態に陥っているというエピソードをやりましたよ。(笑)他のどんな仕事もそうですがね、
Stipp:
そのショウをわざとらしく見えないように新鮮に保つ秘訣はなんでしょう?
Vaughn:
あなたが先に言ったように、それは、アメリカのショウのように1シーズンに20話とプラス分エピソードとそのシナリオを作らなくても良いということだと思います。24話に対し6話の方がプロデューサー達にとってもやりやすいんです。
Stipp:
これらのキャラクターがどのように展開されていると思いますか・
Vaughn:
キャスティングは映画同様にテレビのショウの全てです。キャストの中で一人でも二人でもそぐわない人がいれば、ショウは成功しません。TVはショウの中の人物で人々を魅了するものです。そして皆さんは私たちのことを気に入ってくれているようです。
最初の3シーズンに登場したエイドリアン・レスターですが、彼はイギリスでは黒人のオリビエと称されているのです。彼は舞台のスターなんですよ、この「HUSTLE」に関わる前にすでに沢山の成功を収めています。マークはまさに今活躍しようとしている役者でこの「HUSTLE」で有名になりました。このショウの前にもいくつか素晴らしい仕事をしています。ジェイミー・マレイはとても美しい女性で、ユーラシアンのようにみえますね、100%間違いなくアイルランドの血だとおもいますけど。そうして、皆に受け入れられたんです。
ひとつ奇妙だったことは、私が撮影にはいってからすぐに、数年来知っているひとたち、おもにプレスの人たちですが、彼らからいきなり凄い量のメッセージが来て、皆、私がやるキャラクターについて知りたがるんです、私がどう思うか、そのキャラについてどういう調査をしてきたかってね。それで、あなたにも説明したのと同じことを言いました、最後の最後に参加したので、何にも下調べはしていないってね。それでも聞かれるので、話しながら作るしかないなって、おもったんですよね。それでこのように答えはじめたんです。「ナポレオン・ソロが引退して、年金で暮らしだしたとしましょう。でも、ジェームズ・ボンドのように長い間、宝石、富、高級車、美しい女性そしてカジノという世界にひたっていたので、年金ではやっていけないと思ったとします。そうしたら、法のギリギリのところで彼らがやれることは。。。」とね。そうやって、ちょっと作っていっただけなんですが、皆それを書きとめて、それからずっと私のキャラクターの説明になっているんです。
Stipp:
それが、魅力の一つだったのでしょうか?この人当たりの良い、さっそうとした感じの役をまたやることが出来るでしょうか?
Vaughn:
私は毎年色々台本を受け取るんですよ、そうですね、いつも10〜15ページも読むと閉じてしまって読まないんです。しかし、このスプークスやMI5を制作したプロダクションから3つ台本を送られてきて、一つ読んで、さらに他の2つも読み続けたんです。妻も私が全部を読み切ったのを見たことがないくらいです。これは全然違うって言ったんですよ。私の予感は当たりましたね。まあ皆時々当たらない時もありますが、皆が良いと思ってくれれば、まだまだショウは続くと思います。
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この後は例のMFUのDVDの話などで、2007年のころのインタビューはほとんど重なるところが多くなってきました。 よって、この記事はここまでにします。
本当に毎年6話でもいいから、ずーと続けてほしいですね。そのためにはBBCの売り上げに協力しなくては!