Killing Birds-Raptors Zombie5(1988):Thanks to azusa
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勇気を振り絞って見たゾンビー映画です。ゴキブリミュージカル「ジョーズアパートメント」同様見ようと意を決するまでに時間を要しました。ストーリーは鳥類学者であるベトナム帰還兵が帰国したときに、妻の浮気現場を目撃し、そのまま全員を殺害してしまい、その際猛禽類に目を食いちぎられてしまうところから始まります。そのとき一人だけ残した赤ん坊の男の子(スティーブ)が成長し(多分どこかにもらわれて)絶滅したと言われる鳥の調査に仲間を集めてルイジアナにやってくるのですが、一番最初に手ががりを求めにやってきたのが、この盲目の鳥類学者ブラウン博士(ロバート・ヴォーン)なのです。ブラウン博士は何故か彼が自分の息子だと感じ取るのです。そしてその手掛かりとなる地図を渡し、彼らはその地図を頼りに調査に行き怪しげな家で一夜を過ごすことになるのです。そしてそこで、ゾンビーに襲われ出す。というお話です。
 私はゾンビーが超苦手なのですが、ゾンビー5と言うくらいですから、当時はゾンビーがヒットした時代なのでしょうね。ヴォーンさんはその時その時の話題の人(例えば、エリック・エストラダや、トミー・リー・ジョーンズなど)と共演、あるいは話題作品(さよならミスワイスコフなど)に出演する傾向があるようで、この時の共演者、ララ・ウェンデルも当時は話題の人であったようです。
 彼が盲目の人を演じたのは多分これだけだと思うので、しかもゾンビーという新ジャンル、ファンにとっては貴重な映像と言えるでしょう。(好みはとは関係なく)。大好きな目の演技は見られませんが、その分盲目というハンディ、それ故に発達した他の感覚がの表現が巧みだと思います。今回はソンビー映画ということで、声もちょっと怖目。背筋がゾッとしそうなトーンでした。「デモンシード」ほどではないですが。。。