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このエピソードは、離婚をしてしまい独身であるにも拘わらず、前妻と決めて、行った養子縁組がなにかの手違いでキャンセルされておらずに、韓国人少年リーがランブリッジ大尉のもとへ来てしまったことから起こる騒動が中心になっている。軍人としては優秀でも家庭人としてはとても不器用な人間を好演している。はじめは子供の扱い方が分からず、行き成り大人に言うような口調でリーに話かけ、怖がられてしまったのも可笑しいが、だんだん戸惑っていても、周囲の人の助けを借りながら、少年に対する愛情が深まって行く様子がとても良い。ソロになってからでも見られる彼独特のしぐさもたくさん見られ、思わず微笑んでしまう。軍服姿もとても格好よく、背中に男らしさを感じてしまう(笑い)。また堅物の大尉の戸惑いの表情が心の変化が読み取れるように刻々と変わっていく細かな演技が秀逸である。
韓国からリー少年に付き添って来て、はじめは大尉の態度に怒り、後に恋人となるスチューワーデス役はマドリン・ルーが演じているが、彼女とは「リバーボート」そして、ナポレオン・ソロでも何度か共演している。そして、気になる前妻は、実はナポレオン・ソロのパイロット版でバルカンのところに一緒に潜入する主婦役を演じたパトリシア・クローリーであることは、エピソード17で判明する。
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Episode14:The Alien
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episode17