ハリーは友人バトラーから電話を受けベニスに向かう。暗号で何か重要なことを発見したらしいことは分かったのだか、詳しくは会ってから聞くはずだった。しかし、ハリーとコンテッサが到着したときには、バトラーはすでに殺されていた。バトラーが何を追っていたのか調査を開始したハリーはすぐに何者かに襲われて、気を失ってしまう。一方コンテッサもハリーに宛てられたバトラーの手紙を手がかりに調査を開始するが、何者かに捕らわれてします。危機一髪でハリーと警察が救出に来るのだが、犯人は数年前にダイヤの輸送中に爆死したはずのアーチャーだった。
このエピもベニスが舞台で水の都の風景を存分に楽しむことが出来る。そして何よりも楽しいのが、ノンビリ顔、とぼけた顔、物思いにふける顔、そして凄みを利かせた顔と、様々なハリーの表情の変化がふんだんに盛り込まれたエピなのです。