いろいろと腑に落ちないストーリー展開が多いこの「プロテクターズ」シリーズですが、今回のエピソードも実は良く分かりません。タイトル通り、ポールとハリーがレーシングカーを大疾走させて、マニングなる銀行の顧客データーを盗んだ男の車を追いかけるのです。
そもそも、スイス銀行がこのマニングに顧客データーを流出させると脅したことから、銀行がハリーたちにどのデーターなのかを確認してほしいと依頼してきたことにより、このようなダートラリーみたいなことをする作戦になったのです。ここでの3人の役割はハリーがマニングの屋敷に潜入して、そのデーターをを盗みだし、そしてポールがそれを写真にとり、それをまたマニングに返すために、まるでダートラリーのように道なき道を疾走、途中で追いつき、ハリーの乗った別のボロ車に接触させ、もめている間にポールが鞄をすり替えるのです。コンテッサの役割は、このボロ車を手配したことと、マニングの車の前をわざとゆっくり走りイライラさせて、ハリーの車に接触するように仕向け、さらにその現場の証人としてしゃしゃり出て行くこと。
まんまと作戦は成功してハリーたちは銀行からも謝礼をもらい、車も2倍の価格の保障をもらうというお話でした。私がわからないのは、何故データーを盗めたのに態々戻す行為をしなければならなかったのか、です。分からないですよねぇ〜。