The Man From U.N.C.L.E
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第4シーズン TheGurnius Affair の台本 October 2,1967の表記 |
イリヤがカバーで演じているネクサー が、ソロを拷問しているシーンの ページ |
MFUの台本を入手できました。明らかにコピーではありますが、内容は間違いないはありません。
彼らがどういう台本で、ああいう風に演技を組み立てて行ったのか、を、想像しながら読んでいます。
日本のドラマの台本を見たことがないので、比べようもありませんが、思っていたよりも、とても
シンプルです。演技についての詳しい指示はなく、「ソロは目をとじて、かすかにうなずく」といった
表記です。セットについても、電気装置があって、ソロは部屋の真ん中の台にしばられている。
と言った感じです。
二人のインタビューの時に、ソロにしてもイリヤにしても「ゼロから作り上げた」と彼らが言ってましたが、
なるほど、本当に彼らの解釈でキャラクターが作られていったのだなぁと実感します。
ちなみに、テリーの名字はブルナーが当初台本にあり、のちにクックに変更になっています。
また、ソロがイリヤに「もう耐えられないよ」 イリヤ「もう若くはないんだよ」というシーンは
もともとの台本では
「もうこれ以上は耐えられないよ。今すぐにやってくれ」(かすれた声でささやく)
イリヤ「リスクがあるのを知ってるだろ」(ささやく)
ソロは目を固く閉じて、かすかにうなずいた。
となっています。きっとまた二人の話合いの中で変わっていったのですね。