RV自伝にも出ていたオリバー・リード・アーネスト・ボーグナイン、ハーバート・ロムとの共演映画です。
ストーリーはアーネスト・ボーグナイン扮するスミス大佐が傭兵をやとってアンゴラで囚われている息子を救出に向かう、見事奪還する話です。その息子をとらえている軍の軍事アドバイサーがシュナイダー大佐(ロバート・ヴォーン)ということで、オリバー・リード、およびハーバート・ロムはカメオ出演に等しいくらいの出番でした。この映画は基本的にヨーロッパで公開され、アメリカはビデオ販売だったようです。私が所有しているのもDVDです。残念ながら、画質がとても悪いです。
ヴォーンさん扮するシュミット大佐はここの軍に大いに不満があるのですが、まあここにいると威張っていられるし、大きな部屋も使えるし、と何かで自分を納得させて存在している感じがします。あんまりギラギラしていないのです。部下たちがふがいなさ過ぎるから、ほぼ諦めているような感じが漂うのです、そこがきっと演技のしどころであったのかと。。。 最後は残念ながら亡くなってしまいます。
アーネスト・ボーグナインはこの時70歳、お元気ですが、アクションには無理がありそうです。でも、敵がヴォーンさんだと、やはり引き締まりますね。アクション映画として、そこそこ面白かったですが、オリバー・リードとヴォーンさんのからみが全くなかったので、不満がのこります。
cast::Ernest Borgnine, Oliver Reed,Robert Vaughn
Director:John Cardos
Writers:Nadia Caillow, Harry Alan Towers
Release Date: 14 April 1988(West Germany)