デヴィッド・ニーブン演じるアレックス・ボルト教授がユニスピークなる世界共通言語を創造し、突然ノーベル賞を受賞するところから物語が始まります。その受賞を祝し、記念に像をロンドンスクェアーに建てるのを、アメリカがスポンサーになってイギリスへの印象、かつ自分の印象も良くしようと企てた米国駐英大使がいました。そう、ロバート・ヴォーン扮する、レイです。劇中、女性からはレイと呼ばれますが、基本的には「大使」と呼ばれるので、名前ははっきりしていません(笑)そして、その像をボルト教授の奥さんであるイタリア人芸術家が作ることから、問題が発生するのです。なぜか、実は奥様が作ったその像の顔は教授なのだけれども、体が。。。しかもある部分が全然自分と違うことから、教授が嫉妬に狂い、そのモデルが誰なのか探求して歩く、のがベースになっています。
実にくだらなく、馬鹿馬鹿しい、のですが、妙におかしくて、結構つぼに入ってしまいました。ヴォーン演じる、功名心に走る超いい加減な大使ぶりが実に良い。「ブリット」「レマゲン鉄橋」「マインドオブミスターソームス」「ジュリアスシーザー」と続いたシリアス路線から一気にコメディへと転換です。若々しい肉体、しかもそのおしりがクロースアップ!これが魅力的!(爆)Vaughnのこの手の役は「S.O.B.」で洗礼を受けているので、もう快感に思えてしまうのは何故?(爆)
はじめはこのような顔の像だった |

顔を変えるように言われて出来たのが。。。 |
この像。最後の顔はこれを見た後 |