アメリカ人の団体がロンドンから18日間でヨーロッパの9ケ国を訪問するバスツアーでの様々な人間模様をコミカルに描いた映画です。
 ヴォーンさんはベン・ギャザラ、ジョン・カサベテスとともにカメオ出演をしています。でも他の二人と違って、アントニオというローマでのカメラマン役で、出番も若干長いです(笑) 髪の毛が短く、とてもカジュアルな格好をしているので、今まで見た映画、TVの中で一番若々しく、リラックスしているようで、とても新鮮に映りました。なんだか気楽〜な風が吹いている感じです。
 この髪の短さは、撮影が「レマゲン鉄橋」の直後であったためではないかと推測します。何故なら、プロデューサーが、デビッド・ウォルパーで、あの映画と同じプロヂューサーだから、私が勝手にその縁でのカメオ出演と思っているのです。
 なんだか見ていて、演じているのが楽しい、という雰囲気がにじみ出ているように思え、出番が少ないにも関わらず、なんだか満足してしまってます。(爆)カメオ出演といえば、あのセンタ・バーガーも顔を見せ、「消された顔」よりも若々しい美しさで輝いています。
映画は、当時の海外団体旅行って、きっとこんな様子だったんだろうなぁ〜と、クスッとさせられる内容で、意外に楽しかったです。
 

If It's Tuesday, This Must Be Belgium(1969)

キャスト・スタッフなど詳しいデータはIMDbへ

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