ヴォーンさん自伝にあったユーゴスラビア作品です。契約当初とは相当話が異なり、撮影現場の環境は最悪だったことが書かれていました。まさかこの作品を見ることなど出来ないだろうと思っていたら、なんとYouTubeにアップしてくれていました。
しかし!言葉が分かりません。ヴォーンさんの声も現地の俳優さんがアフレコしています。よって、第二次大戦のときの民族移動時の苦難を描いている映画で、ヴォーンさんはお医者さん役で、移動の途中で多分栄養失調と過労で、体を壊して行くのだ、ということ以外は分かりません。アップしてくれた2時間ちょっとの画像を最後まで見ても、エンディングまでは入っていないので、どういう終わり方をしたのかが、全くわからないのです。
この作品の直後に「スーパーマン3」でロス役を演じていますが、役柄上とは言え、知らなければ、同じ年だとは思わないでしょうね。それだけ、俳優さんは役になりきる、と言えばそうなんですが、環境も相当劣悪だったんだろうなぁと、お疲れ様でした、と心から言いたくなる映像です。
でも、きっと何かが、ヴォーンを演じて見たいと思わせる要素があったのでしょうね。この悲惨な戦争という現実をアピールしたかったのでしょうか。。。